脳の誤作動記憶を調節する心身医療 心と脳と身体との関係性 -心身条件反射療法協会のサイトー

  脳に学習された誤作動記憶を調整する心身相関統合療法

 心身条件反射療法
(ニューロパターンセラピー)

Psychosomatic Conditioned Reflex Therapy

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その他の参考コラム

その他の参考コラム

「痛み」のシステム思考

「痛み」はどこから?

患者さんたちは、「痛み」はどこからきているのだろう?ということについて、強い関心を持っているようです。

例えば、

  • 急性腰痛では、「重いものを持ったから」「急に腰を捻ったから」
  • 慢性腰痛だと「姿勢が悪いから」「座り過ぎ」「内臓から悪いから」
  • 首の痛みだと「目からきているのか」「枕が合わなかったから」「寝方が悪かったから」
  • 肩関節痛、肘関節痛、手関節痛、股関節痛、膝関節痛、足関節痛などの手足の関節痛では「使い過ぎ」、「運動のし過ぎ」などです。

事故などで肉体的な損傷を受けた場合、その損傷部分が原因で痛みを感じているというのは分かりやすい因果関係ですが、痛みの原因が曖昧な場合も少なくはありません。

原因があるから、その結果として症状がでる。

これは痛みの改善のためにはとても大切な関心事です。

私たち治療者も、患者さんの痛みを早く改善させるために、このテーマについて長年にわたって追究し、検証してきました

『関係性』で考える『原因と結果』

骨、関節、筋肉の関係性

PCRTでは症状の原因を考える際、何か一つのモノや事柄を原因とするのではなく、『関係性』で因果関係を捉えています。腰痛の因果関係を例にして説明してみましょう。

通常医療は構造重視型で、レントゲン診断やMRIなどの画像診断で背骨や軟骨に変形がないかどうか?背骨と背骨との位置関係は正常なのか、左右の対称性はどうなのかなど、「骨の形状や骨同士の位置関係」を確認します。多くの治療者は、骨や軟骨の変形や左右不対称な位置関係を腰痛の原因と判断する傾向があります。構造論重視の考え方です。

また、手技療法は構造重視型と機能重視型があり、構造重視型は、画像診断や姿勢などの検査に加え、触診によって関節の動きを診て、左右対称性があるかなどの構造的位置関係などを判断し、異常があれば腰痛の原因と判断します。通常医療と同様の考え方です。

一方、機能重視型の手技療法では、筋肉の緊張度や筋力検査にて筋肉の機能(働き)を確認します。筋肉の機能異常や特定の関節に関係する靭帯や筋肉との関係性に異常があれば、その異常部位を腰痛の原因と判断する傾向があります。

「記憶」からみた痛みの発生源

「痛み」と「記憶」と「三層構造」

末梢(患部)に傷害や炎症がある場合、警告信号として知覚神経、脊髄神経を経由し、脳で「痛み」として感じます。通常、傷害部位の炎症などが修復されれば、それに伴って痛みも修復します。しかしながら、「痛み信号」にともなう神経回路が、「誤作動」として脊髄や脳に記憶化されている場合、その苦痛は慢性化します。長期記憶は非陳述記憶と陳述記憶に分類されます。身体で覚える非陳述記憶は、「手続き記憶」ともいわれ、頭(脳)で覚える陳述記憶は、「出来事記憶(エピソード記憶)」と「意味記憶」に分類されます。

PCRTの臨床研究で得られた、「記憶」と「脳の三層構造」との関係性は以下の通りです。

「開放系」で考える健康

「内界」と「外界」との関係性

人間を自然科学でいわれている一つシステム(系)として考えてみましょう。人間は生態系の一つのシステムです。それらのシステムは、熱力学的に外界との関係から3つに分類されます。

  1. 開放系(開いた系、open system)
  • 外界と、質量(飲食物)とエネルギー(情報)の両方を交換する系。
  1. 閉鎖系(閉じた系、closed system
  • 外界と質量(飲食物)の交換はしないが、エネルギー(情報)の交換が可能な系。

  1. 孤立系 (isolated system)
  • 外界から完全に独立しており、外界と質量(飲食物)もエネルギー(情報)も交換できない系。

多くの科学的な実験は、「外界」の状態が常に一定に保たれていると仮定されて、試験管内で行われますが、私達人間は、常に外界のエネルギー(情報)や物質(飲食物)を交換して変化し続けています。一般的に人間の「内界」と「外界」とがどのような関係性であるのかという観点では、馴染みがないかもしれませんがPCRTではそこを重視しています。

PCRTでは人間の「内界」の関係性にも目を向けますが、「外界」との関係性にも目を向けて本質的な施術を目指しています。目には見えない内界の生体エネルギーや外界のエネルギーを対象とすることは、非科学的だと敬遠されがちですが、PCRTでは、外界の物質も含めた様々な「情報」をエネルギー=振動=刺激としてとらえて施術の概念に応用しています。

誤作動の学習記憶と適応力の強化

『適応力』は必須条件

  • 進化論を唱えたダーウィンは、「生き残る種というのは、最も強いものでもなければ、最も知的なものでもない。最も変化に適応できる種が生き残るのだ。」と述べています。
  • 時代の変化の中で、『適応力』は生きていく上での永遠のテーマです。人間として生きている以上は、環境の変化に対する『適応力』は必須の条件です。
  • 環境の変化、時の変化、あるいは成長のための変化によってもストレス(情報刺激)を受けます。

生体エネルギー療法としてのPCRT

「構造体」ではなく「エネルギー体」として

心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)PCRTでは、身体を「構造体」としてとらえるのではなく、「エネルギー体」としてとらえ、エネルギー的に検査を行い施術することを強調しています。医療者のみならず、私たちは医学モデルを基本に病気や健康を考える教育を受けてきました。それ故に構造異常にばかり目を向ける傾向があり、「身体の問題」=「身体の構造異常」というように「体調不良の原因は構造異常にあり!」と思い込んでしまう傾向があります。