脳の誤作動記憶を調節する心身医療 心と脳と身体との関係性 -心身条件反射療法協会のサイトー

  脳に学習された誤作動記憶を調整する心身相関統合療法

 心身条件反射療法
(ニューロパターンセラピー)

Psychosomatic Conditioned Reflex Therapy

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全身の脱力感の訴え、気持ちの脱力感の訴えに対してのPCRT

報告者 : 幸田 誠 B.C.Sc, PT

今回、継続的にメンテナンスをされていた方が、全身脱力感を訴えたため、PCRTにて対応したところ、効果があったので、それを報告する
【施設】Tクリニック

【患者

女性、70代前半
趣味:週1回、2時間卓球を行ったあとで2時間グラウンドゴルフを行う、自治会へも参加なさっている

【初回】H26年5月19日
頸部・肩に違和感あり。整形外科的な診断名がついている【診断名は頚椎症】。
消炎鎮痛の名目で、リハビリテーション科で関与していった。
【概要】1回目に頸部・肩違和感訴え、2回目に起床時の腰の痛みを訴えていた。6回目には頸部・肩の違和感、起床時の腰の痛みといったものは特に見られなくなった。1~7回までは週2回の来院、8回目以降は週1回メンテナンスに移行した。施術に関して、1~7回目は、筋膜リリースのみ。8回目~24回目は筋膜リリースとアクチベータメソッドを行った。25回目に体の疲れ、全身脱力感、気持ちの脱力感を訴えPCRTのみを行った。
全ての回で施術時間は問診を含め15~20分である。
【1回目:H26.5.19】

頸部から肩にかけて違和感。筋膜リリースで違和感消失

 

【2回目:H26.5.21】腰部起床時違和感・左下肢を右下肢の上に組むと、左脛骨がピリピリと痺れる
筋膜リリースにより、左脛骨の痺れ消失
【6回目:H26.6.11】起床時の腰の痛みはとくにないとのこと
それ以降はメンテナンスに移行
【8回目:H26.6.18】

プログラムを筋膜リリースから、筋膜リリースとアクチベータメソッドに変更

 

【10回目:H26.630】

1日中ごろごろしていたら、腰が張った

 

【11回目:H26.7.2】

腰の張り消失、右大腿後面張っているとのことだったが、施術後消失

 

【17回目:H26.8.18】

前日に卓球を2時間行い腰が痛い。体幹伸展5°で痛み。施術後体幹伸展20°可、

痛み消失

【24回目:H26.10.27】両肩重い感じがする。思い当たる節はない。両側の中斜角筋、放散痛を伴う圧痛があり。施術後消失
【25回目:H26.11.10】

体の疲れ、全身脱力感、気持ちの脱力感の訴えあり。本人の考えでは、介護疲れが今になってきているとのことだった。平成16年から父親が一人暮らしになり、週に1度の頻度で父親の面倒をみに行っていた。父親の所へは、家から電車で3時間かかる場所であった。それが平成24年まで続いたが、今になってその疲れが起こったのだろうと考えていた。その体の疲れと共に、脱力感を感じているとの訴えであり、全身脱力感、気持ちの脱力感という表現をされていた。中枢神経疾患を疑うような所見は見られなかった。気もちの問題ということであったので、脱力感のイメージでPCRTを行った。

・BrainMap 両脳幹
・第5チャクラ
・左脾経
・基礎感情:否定、逃避、グラウンドゴルフや自治会で年上の人に気を使う
・上級感情:価値観、成長、趣味、卓球・グラウンドゴルフで周りの人と比べてしまい上手になりたい。自己評価は、4/10から10/10に変化

PCRT後、すっきりした気分であると感想であったが、脱力感がどうなるか経過を見ていくということで、終了した。

【26回目:H26.11.17】

脱力感1週間なし。本人訴えはないが、脱力感のイメージに対して、数値として2/10となっていたので、再度PCRTを行った。

全身の脱力感をイメージ、

・上級感情:否定、空虚、8年間の父親の介護に兄弟の手伝いがなかった
気持ちの脱力感をイメージ
・BrainMap 両頭頂

脱力感イメージ後の数値2/10→0/10

27回目以降はメンテナンスで筋膜リリースとアクチベータで継続
【感想】

3年前まで、8年間遠方へ出かけ、介護をしていたが、その疲れが来たのだと本人が思っていたので、施術者もその感情であろうとPCRTを行ったが、基礎感情、上級感情とも、趣味に関することであった。本人は、介護疲れだと思っており、趣味に関することで疲れた感じがするというのは、半信半疑であったが、その場ですっきりした気分になったのを実感されていたので、PCRTに効果があったと思われる。

PCRT1回目は、脱力感をイメージして行った。2回目は、脱力感のイメージに対して数値が2/10となっていたので、本人が感じていた全身脱力感と気持ちの脱力感の2つをそれぞれ、イメージして行った。この際、脱力感のイメージを2つに分けて行わず、全体的に脱力感のイメージ1つでPCRTを行った方が良いのか、わからなかったので今後、検討していきたいと思う。