脳の誤作動記憶を調節する心身医療 心と脳と身体との関係性 -心身条件反射療法協会のサイトー

  脳に学習された誤作動記憶を調整する心身相関統合療法

 心身条件反射療法
(ニューロパターンセラピー)

Psychosomatic Conditioned Reflex Therapy

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目の痛み 灼熱性の痛みに対するPCRTの自己治療

報告者 :三好 成子 B.C.Sc  認定心理士(コアレディスカイロプラクティックオフィス)                       2012.7.30

 

自らのPCRT自己治療における症例報告

初めに
症例は自らの体験による自己治療による成功例を報告する。

症状

お昼すぎにパソコンを見ていると急激に目による灼熱感のような痛みがおこってきた。痛みは左瞼の目じりより、眼が渇くと痛みが強くなってくる。初めは市販の(麦粒腫用)目薬をさしていたが、一向に良くならなかった。

眼瞼炎や眼瞼縁炎などが考えられたが、症状軽減の為PCRTによる自己治療を行った。

【症状】 
 

ハード面EB検査 (代理物を使っての検査)

全身のEBポイントの確認
首の頚部の五センチ上にEB
症状部位 EB 肝経 

パターンチャート

五感 視覚 「人」


カテゴリ 「家族関係」

      「子供」

      「子供と自で関係することをイメージ」陽性
呼吸パターンアジャスト

治療結果

目の腫れは残るが、灼熱したような痛みはなくなった

3時間後には腫れは引いた、違和感は若干有る。

まとめ

構造的考察

眼の緊張と自律神経系

「大脳の下にある脳幹は間脳・中脳・橋・延髄から成り立つ。橋の領域には呼吸困難、心臓がドキドキする、冷や汗が出る、めまいなどの自律神経発作を起こす中枢でもある。さらにこの部位には『青斑核』という神経核(神経細胞の集まり)が左右一対ある。 青斑核の神経細胞からノルアドレナリン(興奮性の神経伝達物質)で作動する神経線維が出て視床下部~大脳辺縁系、大脳皮質の隅々まで達する『青斑核ノルアドレナリン系』と呼ばれる神経経路を構成する。 その役割は様々な感覚情報を脳内で統合処理し、生存に必要なものを取捨選択し、生存にとって有害な情報を察知すると、警報を発するシステムとして知られている。 

動物実験では青斑核を電気刺激すると不安・恐怖状態となる。人間にも青斑核への刺激は、自律神経系に影響を与え、人間のパニック発作時にもみられるのは当然といえるだろう。

このように生体にストレスが続くと交感神経系の過緊張が続き、顆粒球が増加し組織障害をもたらす。よって顆粒球が多くなると常在菌と反応し、腫れや傷口が治りにくくなる。これらは身体の筋の過緊張、心拍数の増加など、さまざまな身体症状が現れる。

また瞼には上眼瞼挙筋に続くミュラー筋センサーがあり、この部位の炎症刺激は(ミュラー筋センサー三叉神経三叉神経中枢核青斑核)交感神経系の賦活刺激に対応するメカニズムと、青斑核関与のノルアドレナリン作用によって、神経による活動経路が脳を覚醒させ、身体のあらゆるところを刺激していると考えられる。
(青斑核前頭前野、青斑核海馬、青斑核小脳、青斑核視床、青斑核視床下部)

 

【自己治療によるマトリックス的考察によるまとめ】

人間を構成する要素として人間の構造の仮説

  外層:粒子上の電子、分子の素材
  中間:「魂の自己」
  内側:層は磁気情報波動

これらは人間の精神の領域で生まれたと考えられており、知識のレベルの情報パターンとして現される。

人は常に情報に影響を受けて行動するが、時として学習した情報が無意識に五感で経験させ、五感から身体に影響を及ぼし混乱が起こる。混乱は体のマトリックス構造に影響を与え、身体のEBの低下する場所に現れるのではないかと思われる。

言語神経反射による検査「五感感情チャート」を用いたPCRTの施術によって脳の誤作動をリセットし、自律神経系の働きが正常な状態となることで眼の腫れを感じさせなくなったのだと考えられる。

また自己治療においては、今まで自己治療を何度か行ったが、自らの意識が混同し成功に至らなかった。今回代理物を使った施術(「自己を代理とした施術」)は見事に成功した。それは「自己であっても自己を意識させない、つまり代理物を使うことで自らを他者として扱い「客観的な治療」ができたと思われる。 

人間の脳は未知なる能力を持っている。自己治療による症状の軽減はどのような機能が働いたのかはわからないが、イアコボーニ(2009)によるとミュラーニューロンは、「行動を模範したときに発火する細胞である。これは他者の行動を自己の上で模写する」。(もう1人の自分をつくる)つまり認知される自己、知覚される自己」と論じている。

このことから自らを他者として扱う「客観的な治療」により、行動がシュミレーションされ、未知なる脳のシステムが働き治療がうまくいったのではないだろうか。

今回の症例では自己治療における施術は、自己を他者として扱い施術したほうが雑念もなく効果的な治療が成功したと考えられる。

 

参考文献
マルコ イアコボーニ(塩原通緒編訳)2009 ハヤカワ新書 ミュラーニューロンの発見,
182-183

目・耳・鼻・のどの症状