脳の誤作動記憶を調節する心身医療 心と脳と身体との関係性 -心身条件反射療法協会のサイトー

  脳に学習された誤作動記憶を調整する心身相関統合療法

 心身条件反射療法
(ニューロパターンセラピー)

Psychosomatic Conditioned Reflex Therapy

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顔を上げることができないゴールデンレトリバー

報告者 : 北野 昭子 先生(獣医師) (老犬元氣クリニック)                            2018.7.13

【患犬

ゴールデンレトリバー
2007年4月生まれ メス(避妊済み)

【病歴】2018年3月 CT にて下垂体腫瘍が見つかる
2018年4月 当クリニックに来院
【症状】

◆ 老化によると思われる症状:

筋力低下、後肢の削痩、右後肢の可動域狭い(特に伸展)。

背中から腰部にかけてやや湾曲。立ち座りがスムーズにできない。

◆時々頭部の振戦がみられる。

◆右回りがうまくできない。

◆ 顔を上げることができない。

◆ニオイがよくわからないのか、鼻でオヤツを追わない。

◆下垂体腫瘍のためか、いつもボーっとしている感じ。

【治療】

上記症状のいくつかを PCRT を応用しながら治療を行いました。

その中から、一番飼い主様が喜んだ「顔を上げることができない」に関してのレポートです。

 

飼い主様に犬を触りながら「犬が顔を上げられない状態」をイメージしてもらいました。この時の症状レベルは「10」

 

目安検査では、自律神経系(症状レベル「7」)、メンタル系(症状レベル「8」)が反応。メジャーがメンタル系と出たので、メンタル系を診ていくことにしました。

 

メンタル系では「感情」の「義務感」に反応。

 

「何か心当たりがありますか?」との質問に、
「最初、この子が痴呆になってしまったのか?と思ったので、ボケないよう、脳に刺激を与えようと子犬を家族に迎えた。」
「子犬はしょっちゅう、遊ぼうとちょっかいを出してくるが嫌がるわけでもなく、一緒に遊んであげたり、相手をしてくれている。」と。

 

ゴールデンレトリバーは、盲導犬や介助犬など、人のお手伝いができる穏やかで優しい犬種です。

 

「もしかしたら、遊んであげなければ、相手をしてあげなければ・・・と思っているのかもしれませんね」と言うと、
飼い主様も「あー、そうかもしれない。そんなところある」。

 

そこで、「遊んであげなければいけない」という感情で反応を見ると陽性。この感情が症状と結びつかないように調整を行いました。

 

調整後、メンタル系のレベルを確認すると「2」に低下。

症状レベルも「2」に下がりました。

 

動きの確認のため、オヤツを見せて上へ移動すると、オヤツの動きとともに顔を上げることができるようになりました。
同時に右に向くことも苦手でしたが、施術前よりスムーズに動くようになりました。


現在も、この状態が維持できています。

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