脳の誤作動記憶を調節する心身医療 心と脳と身体との関係性 -心身条件反射療法協会のサイトー

  脳に学習された誤作動記憶を調整する心身相関統合療法

 心身条件反射療法
(ニューロパターンセラピー)

Psychosomatic Conditioned Reflex Therapy

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前頭部を中心とした頭重感

報告者 : 椿 直子                                                                      2018.7.21

【患者】14歳 男子中学生 吹奏楽部
【主訴】頭痛(前頭部を中心とした頭重感)
【病歴】

連日続く猛暑の中、毎日部活に出ているが、部活中も帰宅後も頭痛が続き自宅学習等のやる気が出ない。学校でのプール授業の後や、自宅でシャワーを浴びた後に鼻炎が出ることが多い。
この日は頭痛の訴えがあり、本人が冗談で額部に吸い玉を数十秒程度の短時間とりつけたところ、瘀血反応が強く出ていたためPCRTを行った。

【施術】

①機能評価チャートの「現在の症状」の評価は10。

系の機能評価のメジャーをFTにて調べたところ「アレルギー」に反応。

→目安検査表「電磁波」に反応。

→額部にスマホをあてるとレッグテスト、マッスルテスト陽性。

振動刺激にて調整を行い、目安検査は陰性化。しかし症状評価はまだ8。

 

②「大脳皮質系」→「エピソード記憶」に反応。

→「頭痛がある自分」と「頭痛もない、覚醒モードの自分」を交互に2回ずつイメージしてもらい調整。症状評価は5に下がった。

 

③続いて「意味記憶」→「肯定的な意図」→「周囲からの思いやり」に反応。

→思い当たる節があるのか本人が笑っていた為、「具合悪いと優しくして

もらえるもんね。そういうのを病気利得といって、病気になると得をする

こともあるから、自分で症状を無意識に作り出すこともあるんだよ」と説明。

→ソフト面ではあるが調整法は複合に反応あり、「脳神経」の「嚥下」に反応。

「周囲からの思いやり」を意識しつつ唾を飲みこんでもらい振動刺激。

症状評価は2まで下がった。

 

④「大脳辺縁系」→「感情」→「肯定的感情」→「一般的」→「楽しみ」に反応。

→「何か楽しみにしていることはありますか?」との問いに、映画の予告の話が出るも陰性反応。逆に、「楽しみがない」で陽性反応。

→「夏休みに部活以外の予定がなく、楽しみがない」

→さらに「夏休みに楽しみがないと自分がネガティブ人間になる」

 ほかに「夏休みに楽しみがないと母親にアレコレ言われる」で終着。

→調整法は複合で、「井合穴」の「左の膀胱経」に反応。

 左の至陰を押さえつつ「楽しみ」についての感情をイメージの上、調整。

 症状評価は1まで下がったため、治療を終了した。

【考察】

連日の記録的猛暑の中、屋内だがエアコンのない環境下での授業や部活に参加することで、軽い熱中症をおこしての頭痛症状かと安易に考えていたがPCRTで見てみると様々な心理的原因が複雑に絡んでいたので驚いた。
逆にPCRTで心身を整えることで熱中症の症状が出にくくなるのであれば日本の猛暑対策の一助となり得るのかもしれない。
個人の反省としては、熱中症を疑っていたのに「暑い環境にいる自分」のイメージをしてもらわなかった事や、鼻水に関しても一連の症状として関係していたかもしれなかったが、治療に組み込まなかったので、次回はその点についても診ていきたい。

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