こびとたち(神経回路)と筋肉、背骨の関係

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背骨と筋肉の関係

背骨は筋肉によって支えられています。例えば、テントを張るとき、支柱となるポールを紐で前後左右に引っ張ってバランスよく支える必要があります。それと同様に背骨も重力に逆らってバランスよく立てるように前後左右の筋肉で支えられており、どこかの筋肉が強すぎたり、弱すぎたりするとバランスを崩して支えられなくなります。

 

筋肉と神経の関係

さて、背骨を支えている筋肉は何でコントロールされているのでしょうか?筋肉は神経によってコントロールされています。もしも、神経の働きが過剰になると筋肉の働きが強すぎて背骨にひずみを生じさせます。逆に神経の働きが過少になると筋肉の働きが弱過ぎて背骨にひずみを生じさせます。

 

神経→筋肉→背骨の関係

もしも、神経の働きが過剰、あるいは過少状態を繰り返すアンバランス状態が継続する場合、神経→筋肉→背骨の悪循環は、脳と脊髄で入力と出力を繰り返しながら学習記憶され、慢性症状の原因パターンを創ります。自然発生的に生じる障害の多くはこのパターンで悪循環を繰り返します。その一方で、骨折や筋肉の挫傷などによる急性症状の場合は、「圧迫骨折→神経過敏→筋肉緊張→背骨のひずみ」、または「筋肉挫傷、あるいは関節捻挫→神経過敏→筋肉緊張→背骨のひずみ」という経過を経ます。慢性、急性症状にかかわらず、正常な治癒過程を導くためには、身体のコントロールタワーである神経系の調整が必要になります。

 

無意識のこびとたち

この神経系のコントロールのほとんどは無意識に作動します。例えば歩くときは背骨を支えている複数の種類の筋肉がそれぞれに微妙に働いています。様々な筋肉は、それぞれの部位で、それぞれの役割を保ちながらバランスよく働いています。その際、背骨を支えている筋肉すべてに意識的に注意を向けることはできません。つまり、筋肉のほとんどは無意識に働いているのです。そして、それらの筋肉は無意識の神経回路網、すなわち「こびとたち」のネットワークによって動かされています。

 

「こびとたち(神経回路網)」のバランス

背骨と筋肉が正常に働いている場合、無意識に働く「こびとたち(神経回路網)」は、末梢の知覚神経、運動神経、自律神経系、ならびに中枢の脳と脊髄を通じて、入力と出力を繰り返しながらバランスを保ちます。その際、「こびとたち」の交通状況もバランスが保たれ、神経伝達の波長は安定した状態になります。もしも、「こびとたち」の交通状態が過剰、あるいは過少にバランスが崩れた場合、神経伝達の波長も不安定状態になります。

 

症状につながる「こびとたち」のバランス

もしも、この「こびとたち」のバランスが過剰、あるいは過少状態になると、筋肉のバランスも崩れ、背骨にひずみを生じさせ、その一連のアンバランス状態が、腰痛や肩こりなどの症状の原因につながります。アクティベータメソッドやニューロパターンセラピーではその神経系のアンバランスに直接働きかける施術を行います。