腰の痛み

報告者 : 北野 昭子 先生(獣医師)

        どうぶつ心とカラダの治療院

報告日 : 2011年11月7日


ペット名 : タロー   

性別 : ♂(去勢)   

BW : 12s

種類 : ビーグル

生年月日 : 2002年2月5日

 

【病歴・症状】

2011.1.25 胸椎部ヘルニア手術  起立・歩行不可
排尿コントロール不可

手術して3か月が経過したが、起立・歩行できない、手術した部位の毛が生えてこない、とのことで来院。
固有位置感覚−
屈曲引出反射+(鈍い、特に左後肢)
後肢筋肉の削痩

現在、手術部上方からK1部にかけて、低周波治療とスクワット、サイクリング運動などリハビリテーション継続中。

ヘルニア専用コルセットを購入したが、それを使わず、腰だけのサポートで歩行訓練させたところ、腰を痛めた。
(今回のレポートは、この腰の治療についてです)

 

【症状】 

腰、特に右腰に痛み(押すと振り向いて咬もうとする)

 

【治療】 

心身条件反射療法(PCRT)にて治療を行った。

飼い主さんを代理にして、この腰の痛みがどこで取り除けるのか、飼い主さんに患犬を膝に抱いてもらい、飼い主さんの下肢長検査を行って調べた。(代理テスト)

上部頸椎のC2で取り除けると判明したので、患犬の腰に圧痛を加えてからすぐに、C2部にアクティベータ器でアジャスメントを行った。

さらに、経絡でも取り除けると判明したので、その経絡を飼い主さんで調べると、左膀胱経という結果だったので、患犬の左後肢第五指に触れてもらい、飼い主さんに深呼吸してもらいながら、呼気の最後にアクティベータ器で振動刺激を加えた(計3回)。

治療前の腰の痛みを10とすると、3ぐらいまで痛みが軽減した。

次の週に来院した時には、痛みがなくなっていた。

これ以降、歩行訓練など運動療法をするときは、コルセットの装着を徹底してもらったところ、腰痛の再発は今のところなし。