脳の誤作動記憶を調節する心身医療 心と脳と身体との関係性 -心身条件反射療法協会のサイトー

  脳に学習された誤作動記憶を調整する心身相関統合療法

 心身条件反射療法
(ニューロパターンセラピー)

Psychosomatic Conditioned Reflex Therapy

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ロングパットイップス

報告者 : 土子 勝成 B.C.Sc (ゴルファーズクリニック:Tsuchikoカイロプラクティック オフィス内2015.12.17

【患者】男性、39歳
【ゴルフ歴】20年、HC1、ベストスコア67
【主訴】 

ロングパットイップス(10m以上)

【症状】きっかけは分からないが、失敗がきっかけだと思う。初めはロングパットの距離感が合わなかった。それがノー感状態になり、脳みそが邪魔して、おかしくなっていった。半年前から左の親指が痛くなった。
【結果】5回目の治療までは、週1回ペース
6回目から2週に1回ペース
8回目以降は月1ペース
トータル10回の治療でほぼ良くなる
【来院時の症状】

力がめちゃくちゃ入ってしまう
・トップから下りてこない
・右にプッシュアウトしてしまう
・たまにダフル

【3つの要素】

治療を重ねる上で3つの要素が関わることが分った
1.    人が見ている
2.    矛盾(意識と無意識)
3.    自分を信じられない

 

1.    人が見ていると誤作動するパターン
人の目が気になる自分とプライドにより、人の評価や人にどう思われているかを気にされる自分がいることに気付く。
これらを切り替える治療を行う

 

2.    矛盾・錯覚
クラブを真っ直ぐ引いて、真っ直ぐ打たなければならないという意識の自分と、無意識の自分はそれを拒否しているということに気付かれ、切り替える治療を行いました
腕を使ってはいけないという自分に気付き、切り替える治療を行った

 

3.    自分を信じられない
イップスが治ったら困る自分に気付くの、最初はそのような自分はいないと言っていたが、調子のいい状態でスコアが徐々に伸びていくとそれを恐れる自分がいることに気付き、成功を拒否する自分に気付いた。
成功を拒否する自分を切り替える治療を行った

 

意識の自分は感受性によって人の目や、しなければならないという信念に近いルールや、自分を信じられない要素があった。このご自身のルールに気付いてもらうと、無意識の自分が拒否するのも分かるという気づきがあったようだ

【考察】

HC1という上級者でプライドを持っているプレーヤーから、冷静に自分を見つめなおしてもらい、深くまで探ることが出来たのは良かったと思う

このことでさらに上のレベルに行けたのではないだろうか。

また、私は個人的にイップスが治ると、その分野の名手になれるのではないかと考えている。8年間というイップスを患っていた期間に行った練習や考え方は、イップスが改善するとイップスだけが無くなるわけだから、経験は財産となり「名手」になれると考えている。

このことも今後の経過観察で明らかにしたいと思っている。

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