脳の誤作動記憶を調節する心身医療 心と脳と身体との関係性 -心身条件反射療法協会のサイトー

  脳に学習された誤作動記憶を調整する心身相関統合療法

 心身条件反射療法
(ニューロパターンセラピー)

Psychosomatic Conditioned Reflex Therapy

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ジストニア(痙性斜頸)の一症例

報告者 : 保井 志之(ファミリーカイロプラィティックセンター)                  2017.8.11

【患者情報】50代男性、人と接するお仕事。痙性斜頸の兆候は30代の頃からみられ、当初は写真撮影時に気になる程度だったが、一年半ほど前より酷くなってきた。仕事上、対面で人と話そうとすると症状が出てしまう。人前に出ることが多く、最近では仕事に支障が出ているとのこと。ジストニアの症状が強くなるのは、人に見られている時、ストレスを感じている時、細かな作業をする時などで、一人でリラックスしている時は軽減する。
【経過】一つ目の病院でMRI、CTなどの検査を受け、頸部ジストニア(痙性斜頸)の診断を受ける。二つ目の病院でも同様の診断を受ける。そこからボツリヌス神経治療の専門医を紹介されて、3ヶ月に1回ボツリヌス注射を受けているとのこと。3回ほど治療を受けて、症状は改善したように見えるが、効果がなくなってくる度に再発が見られるので、対症療法ではなく、根本的な改善を期待して来院。問診の際に、少し顔が左下に向き、右肩が上がる傾向があった。来院時の症状レベルは10段階で5レベルとのこと。
【調整】

PCRTの目安検査では、右肩甲帯前方、右頚椎回旋、右肩関節挙上、右側頭部空間ブロックで陽性反応。アクティベータ療法を終えた後、ストレスを感じる場面をイメージしてもらい陽性反応を確認。その後、PCRTソフト面調整法へと進む。ストレスで嫌だなと感じる場面が二つほどあるとのこと。その嫌な気分のレベルを尋ねると、10段階で10レベルとのこと。

10レベルの嫌な気分を軽減させる目的で、最初は、井合穴経絡調整法(大腸、小腸、膀胱、胆)と音階調整法で6レベル。次に、信念(復讐心)4レベル、カラー調整法と信念(競争心)で2レベルまで軽減。初回の施術は完了。

遠方からの来院なので、一泊2日で続けて2回目の調整を行う。問診をしている間、初回に見られたジストニアの症状は現れなかった。アクティベータ療法をおこなった後に、PCRTの検査を行う。昨日の嫌な気分は二つとも陰性反応。ご本人もそのことは気にならなくなっているとのことだった。ストレスを感じる嫌な気分の際の反応は改善された様子。以前から感じていた対人恐怖の調整を行う。自覚的には8レベル。井合穴調整法(心、胃、膀胱)で5レベル、音階調整法で3レベル。信念(利己心)の調整で1レベルに軽減。

 

【終わりに】

最後に「ジストニアが完治する自信はどうですか?」と尋ねたところ、「いや、まだ不安ですね。」という。「10段階でどれくらい不安が強いですか?」と尋ねたところ9レベルとのこと。最後の不安感を意味記憶の経験や情報を書き換える施術で調整を行い、1レベルまで下がる。

 

ジストニアの治療に関しては大変満足していた様子。遠方からの来院だったので、また、不安を感じるような症状がでたら来院されるとのこと。安心した様子で当院を後にした。本症例はジストニアの症状が悪化して1年半以上経過している。2回の施術で本質的な改善が望めるかどうかは分からない。しかしながら、対症療法ではなく、本質的な改善を目的にした調整法で改善されたという自信は持たれた様子。あれから1ヶ月以上になるが、患者さんからの連絡がないので、経過が良好であることを期待している。

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