脳の誤作動記憶を調節する心身医療 心と脳と身体との関係性 -心身条件反射療法協会のサイトー

  脳に学習された誤作動記憶を調整する心身相関統合療法

 心身条件反射療法
(ニューロパターンセラピー)

Psychosomatic Conditioned Reflex Therapy

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フルートイップス

報告者 : 吉住 琢也六本木石井堂整骨院)                            2019.4.12

【患者】

19歳 女性 大学生
フルートイップス
3年前の夏のオーディションから症状が出現する。

【症状】

本番でのソロパートになると唇が震えてしまい思うようにフルートを演奏することが出来ない。練習時や本番でのソロパート以外は問題なく演奏する事が出来る。

【施術】

本症例では3カ月後の本番のソロパートに向けてイップスを克服する事を目標としました。本番のソロパート以外では症状は無いため、施術は症状イメージを目安に進めていきました。また地理的な問題から月に1度の全3回で行いました。

 

1回目

目安検査:症状イメージ、三叉神経、顔面神経、右小脳

ハード面

関節、筋肉、小脳、脳神経、ブレインマップ

ソフト面

① 周囲の人からの期待に応えなければいけない義務感、その義務感には本番をする以上上手くなければいけないという自分の考えへの忠誠心・上手くなることへの探求心が関係していました。

② 聴覚→物音→伴奏の音、そこにはイップスの症状から逃げたい逃避という感情が関係していました。

これらを調整した結果目安検査は全て陰性となりました。

 

2回目

目安検査:症状イメージ、三叉神経、顔面神経、右小脳

ハード面

関節、筋肉、小脳、脳神経、ブレインマップ

ソフト面

① 連帯感として自分の音が周りと馴染んでいないと感じている、過去に実際に音が馴染んでいないと言われた経験から逃避として他者からの評価を避けたい、そこには自分の音楽を守りたい利己心が関係していました。

これらを調整した結果目安検査は全て陰性となりました。

 

3回目

目安検査:症状イメージ、三叉神経、顔面神経、右小脳

ハード面

関節、筋肉、小脳、脳神経、ブレインマップ

ソフト面

① 存在感として自分がいてもいなくてもいいと思われたくない、しかし現在の理想と現実は10→2しか満たされていないギャップ。

② 自立心として成人になるから人に頼らずに自立するべきというルールがあるが、その反面今の環境にいればプロの人たちからたくさんの事を学べ、成長を満たせるという価値観のギャップ。

これらを調整した結果目安検査は全て陰性となりました。

【まとめ】

全3回が終了し実際に本番のソロパートを演奏した所、『昨日の本番でのソロの伸ばす部分、緊張はしたのですが口は震えずに演奏出来ました!ソロがもっと長くなったりしたら、まだ不安だと感じてしまうのですがひとまず上手くいきました。』と連絡を頂けました。

症状が特定の場面でしか出ない患者様に症状の経過を理解してもらうのは難しい事だと思っていましたが、症状イメージが陰性になれば実際の症状も陰性になると確信を得た症例でした。

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