原因と結果の関係性を整理

私たちは症状がどこから生じているのかの因果関係を明確にすることを大切にしています。
症状の原因を脳科学的に大きく分類すると3つの領域に分けることができます。

  1. 脳幹脊髄系(反射系):この領域は感情などのメンタル系が関与しない「神経系の誤作動」や「内分泌系の誤作動」、あるいは、東洋医学で伝えられる「エネルギー系の誤作動」などによる肉体のハード面の関係性が関与します。
  2. 大脳辺縁系:この領域は情動を司る領域で主に「潜在感情」や「信念」、「価値観」などが症状の誤作動に関係します。
  3. 大脳皮質系:この領域では主に「意味記憶」や「エピソード記憶」が症状の慢性化に関係します。

 

 
私たちはこの3つの領域に関係する原因と結果の関係性を整理しながら治療を進めていきます。
PCRTの治療では、ほとんどの場合、症状の原因となる検査結果と症状の改善が一致します。多くの患者様は検査による陽性反応が陰性反応へ転じることで原因と結果(症状)の関係性が整理され、それに伴って症状が施術直後、あるいは数日後に改善します。
この成果は施術者の熟練度はもちろんですが、患者様と施術者との信頼関係が大きく影響します。お互いの信頼関係が深まれば深まるほどその成果は明確に現れてきます。