「生体反応検査」でわかる誤作動

3つの検査法

 
フィンガーテストは、施術者自身の指を使って行われ、生体の誤作動に関係するエネルギーブロック(EB)を特定します。訓練を受けた施術者はEBを特定することができます。「下肢反応検査法」や「筋反応検査法」を併用し、ダブルチェック、あるいはトリプルチェックを行い、反応が一致することで、検査の正確度が高まります。

 

 
下肢検査法は、カイロプラクティックの長い歴史の中で、70年以上も前から脊椎矯正の判断指標に使われ続けていた検査法の一つで、信頼度を評価する科学的な研究も数多く行われています。PCRTでは、下肢の長さというよりも左右の相対的な筋肉の緊張度を比較して陽性反応の有無を判断します。

 
 

筋反応検査法は、Applied Kinesiologyを創始した米国の George Goodheart, D.C.というカイロプラクターによって、50年ほど前(1960年代)に発見され、米国のカイロプラクターを中心に世界中の施術者に広まりました。PCRTではこの検査法を活用して、下肢反応検査法と同様にEBの特定に使います。
 
これらの「生体反応検査」の精度を上げるためには、患者様との信頼関係は必要不可欠です。信頼関係に基づいてこの検査が行われることで治療効果が高まります。検査を行うことで施術者が感じている陽性反応を患者様にも感じていただけることが、治療効果を引き出すために重要になります。
「生体反応検査」の多くは、生体に「刺激」を加えて、その「反応」を診るという検査パターンが基本です。生体に加える「刺激」には、生体の関節や筋肉に軽い刺激を加える「体感覚的」な刺激手法から、「視覚情報」、「聴覚情報」、「嗅覚情報」、さらには「イメージによる脳への刺激」など様々な刺激情報を使って検査を行います。
 

 
メンタル系に関係する検査を行うためには「言語生体反応検査」という「言語情報」を使った検査法を使います。この検査法は、検査用チャートの文字を患者様に眺めてもらい、施術者はその間に「生体反応検査」を行います。もしも、その言語情報に関連する事柄で脳の誤作動に影響を及ぼしている情報であれば、生体が反応し陽性反応が示されます。
 
この反応は、言葉の「意味」で反応するというよりも、むしろ言葉の「情報」=「エネルギー」が脳を刺激して、無意識的に生体が反応を示すことになります。脳には様々な「情報」をキャッチする機能が備えられておりますので、普段意識していない情報でも敏感に反応を示します。
古来より言霊として語られているように、言葉には見えない力が宿ると信じられてきております。長年、言語情報に関する臨床研究を積み重ねてきましたが、結論的に「言語」=「情報」=「エネルギー」=「波動」=「気」という法則が当てはまります。これはエネルギー医学の分野でもいわれていることです。
「生体反応検査」は、術者と患者との信頼関係が高ければ高いほど、検査の精度が高まり、検査の幅も広がり、様々な症状の改善やコーチング技法に活用できます。