左膝の痛み、階段昇降時の重だるさ、筋力低下
報告者:大井川 将生(与野本町はりきゅう院)
2016.12.7
【患者情報】 | 会社員 女性 53歳 趣味:スキー(毎シーズン10回程度スキーに行く) |
【主訴】 | 左膝の痛み 階段昇降時の重だるさ、筋力低下を感じる |
【病歴】 | 1年前にスキー中に転倒し左前十字靭帯損傷 整形外科にて保存療法を選択し電気療法、温熱療法で治療 ある程度の痛み、急性所見は消失したが上記の症状を 日常生活の中で繰り返し感じている。 手技療法、鍼灸施術、カイロプラクティックなどの施術を 続けて受けるも施術後は症状の軽減が見られるも 再び症状が出現を繰り返していた。 |
【治療】 | 初回:2016年9月30日 ハード面を手技と鍼灸で調整後 PCRTでの治療をスタートする 目安に症状イメージを使用 保護(上級感情より) 分野で未来に絞り込み調整 2回目:2016年10月15日 前回施術後多少症状の緩和が見られたが すぐに同症状が再び発現 ハード面を手技で調整後 ソフト面をPCRTにて診る 価値観+チャクラ5で打ち消し調整 さらに→忠誠心(信念より) 施術後にスッキリとした感覚がある 3回目:2016年11月4日 施術後左膝の痛みを感じることが少なくなる しかし同部位の重だるさが残存している エピソード記憶 階段昇降時痛が鮮明に反応する チャクラ6で打ち消し調整 施術後の重だるさが軽減している |
【考察】 | 繰り返す慢性痛に対してのPCRTは実に有用であると改めて感じました。 ただその為には施術者の説明力、患者様のPCRTに対しての理解度は欠かす事の出来ないものだと思います。 この患者様の場合それまでの施術からPCRTのための説明に時間をかけて示すことが出来ていたことで導入部までの進行も実にスムーズに行うことが出来ました。 また過去に整形外科での対応などで施術者に対する信頼感も希薄になりやすい患者様だったので信頼関係の構築を念頭に置き、施術時の会話などにも否定的な言葉は使わないなど気を配れたことが特に良い結果に結びついたのだと感じている。 施術者の会話力、人間性なども患者様にとっては重要であると改めて認識出来ました。 |